ザルツブルク音楽祭2009前半の2 |
laraさんの本番も聞いた、8月1日。
ボリス・ベレゾフスキーの力が抜けていて、演奏もとても素晴らしいピアノにびっくりし、後半は滅多に聞かないショスタコーヴィッチ:交響曲第14番を堪能。
8月2日は前出のはっぱさんと、ルイージ・ノーノ:「愛に満ちた偉大なる太陽のもとで」、もの凄い完成度のオペラへ。
8月3日はlaraさんと、アルゲリッチ・フレイレのデュオリサイタルへ。
ダースベーダー????(笑)
モロッコで買った男性物だそうです(笑)。
モロッコ物欲編、興味がある方はちぇきらっ〜ち! by lara☆
集合場所はこちら。
ザルツブルクに長野。
ザルツブルクに来た方なら、一度は前を通過するという、日本レストラン「長野」。
長野オリンピックのころにできたので、この名前です。
ウイーンの天満屋さんで修行してから出店した、上海人の方の経営。
ウイーンは日本人の方が働いている日本料理店もありますが、ザルツブルクではゼロ。
でも楽しめます!
私は鴨弁当、16,90ユーロ。
酸っぱめのなますがありがたい、野菜コーナー。
鴨
鴨弁当なのに「春巻き」。
ミュンヘンの同僚や私も含め、「中華もちょっと食べられてうれしい!!」という意見がとても多いのです。
laraさんは、「鮭弁当」。
この日はStassnyのDirndl(民族衣装)で御登場。
このペンダントのヒミツはこちら! by lara☆
食後は抹茶アイス。
さて十二分な腹ごしらえをして(笑)、ザルツブルク祝祭劇場大ホールへ出陣。
自分が演奏してないので、舞台の写真などはありませんが・・・。
相変らずアルゲリッチとフレイレはテンポも速く、息の合った演奏。肝心なところで合図しなくても、簡単に会ってしまうのは、長年のアンサンブルだから?
曲目
シューベルト: ロンド A-Dur D 951
ブラームス: ハイドンの主題による変奏曲
ラフマニノフ: 組曲第2番
ラヴェル: ラ・ヴァルス
本番開始前に「本日はドイツ・グラモフォン社による、ライヴ録音でもありますので、大きな咳などはお気を付けいただきたいと思います」と、音楽祭マネージャーからの挨拶があったのですが・・・。
もの凄い咳をする人や、雨の中歩いた靴が床をこすって「キュ~~~~」という音がホールに響き渡るなど、とてもCD化には不適な環境(苦笑)。
おまけに2階席の私たちの近くでは、気分が悪くなり、3人の係員に抱えられて外へ運びだされる人まで・・・・・・。
せっかくの良い演奏なのに、なかなか集中できない環境。
極めつけは、2人の奏者についている、「譜めくり」の2人のタイミングが悪い!!!!!!
どこの学生さんか知りませんが、アルゲリッチ・フレイレが「めくって」という合図してから、めくるまでが遅すぎるし、楽譜が読めないのか、2人が全然楽譜を追えてなく、演奏者2人がイラつく姿が気になって仕方ありませんでした。
私も妻のCD録音などでは、細心の注意を払って、音をたてず、しかもタイミングも早めにめくることを気にしていたので、「譜メクリスト」としての地位を確立(?)していたと思います(笑)。
そしてアルゲリッチ・フレイレが2台のピアノを行ったり来たり、場所を交代したとき、イスを持っていったりという気が利かず、アルゲリッチがピアノイスを自分で持ち上げて持って歩くなど、不手際の数々。
アンコール時には、アルゲリッチ・フレイレが「アンコールの楽譜が行方不明!!」というゼスチャーを、客席に向ける始末・・・。
東京のサントリーホールも細心の注意を払ってステージマネージャー他、裏方の皆様がご協力してくださるのに・・・、ここはザルツブルク音楽祭の祝祭劇場大ホール、余計なことが気になって、演奏の細かい感想が出てきません。
もちろん鍵盤のタッチなど、相変わらず男性的な力強さがあり、2人の半音階での掛け合いなど、ラ・ヴァルスなどでは絶妙でした。
これで、もう少し他のことが落ち着いていれば・・・。
色々意見しつつ、終了後はBlaue Gansへ。
2階席は相変わらず暑く、白ワインの炭酸水割に氷レモンを浮かべた、Sommerspritzerで涼しく。
2階席は暑くても、祝祭劇場大ホールの舞台上って、結構涼しいんですよ(笑)。
どこからか隙間風まで吹いてくるので、とても快適。舞台では寒いくらいでちょうどよいものです(笑)。
sepp
うっわ。最初の写真、もーここまで出ちゃったら顔出してもいいくらいっすね(笑
さすが、情報が正確な青記事。
これを見てザルツブルクでジャパノチャイニーズを堪能するお客さんも増えるかもしれませんね。
(あぁ、最近かなめ姫とのやり取りで造語癖がっ!!)
楽しいひとときをありがとうございました☆
lara
お弁当の大根なます、これをザワークラウトにすれば国際色が
さらに豊かになって、日本に逆輸入できるかもしれませんねー☆
あ、ところで譜メクリストのお2人、日本で餅つき特訓すれば
息が合うようになるか・・・さもなくば病院送りに(略
きっと私には子守唄になって見えるのはまぶたのウラ(ぇっ?)
モロッコでは、ねずみ男と呼んでたのですがダースベーダーですか。なんかおどろしさがありますね(笑)
こちらの日本レストランは旧屠殺場のところにあったお店ですか?
laraさんの民族衣装姿、素敵ですねぇ(ため息)胸元のモロッコの化石がまた素敵です!!
そしてアルゲリッチの演奏!!羨ましいです。家にCDは何枚かありますがコンサートには行った事がありません(泣)
写真出しすぎですか???(笑) 一度確認したときはOKだったような、そのうち大公開してくださいね!
ジャパニーズ・チャイニーズ、なかなか面白いですよね。餃子が乗っているのもあったはずですし、結構好きです!!
sepp
ザルツブルクを代表する有名人、ヨハネス・クリュストムス・テオフィルヌス・ヴォルフガングヌス氏、ガラスの向こうから怖がってますね(笑)。
ザウアークラウト、やはり日本レストランでは使わないですね~。大根なます、酸味があって、なんともお正月な気分(笑)。
譜メクリストの2人、「わんこそば」特訓なら、安全な気が・・・。
sepp
アモールデウス少年が影から怖がってます、さすがlaraさん(笑)。
日本の方のオアシスとも呼べるレストラン、夏はにぎわってます。
laraさんの民族衣装は、Stassny提供。私は時間がなかったので、スーツでした。
アルゲリッチの演奏、ウイーンでも結構聞きましたが、素晴らしいものです。是非是非一度生演奏を!
別件ですが、ご主人と祝祭劇場大ホールで撮影「された」写真があったのですが、写真館に行ったら、「ここ5年で初めてSDメモリーカードの不具合があって、あの日の写真だけないんですよ。申し訳ありませんでした」とのことでした。あさぎり様、ご主人とお子様によろしくお伝えください!
sepp
どこにでも日本語の表示があるわけではありませんが、あのお店では日本語も通じるという、珍しい場所。
お弁当はシンプルに、そして種類が多いので楽しめます。
laraさんの民族衣装、人気がありますね~。
sepp
たぶんそれぞれの職業で同じなんでしょうけど、余計なことに目が行って、落ち着かない日もあるのです(笑)。段取りが良い日本人にはなおさらのこと、こういう事態はあり得ませんしね~。
sepp
ねずみ男というのは聞いていましたが、間近で見ると、結構怖かったので、このような名前に(笑)。