世界最古のレストラン in Salzburg |
もう10月なのに、まだザルツブルク音楽祭最終日2009年8月30日の話。
頂いたチケットで、ラトル指揮:ベルリンフィルのハイドン「四季」を聴きに行った日。
laraさん、名古屋のS氏、賭け師M氏の3人は、15時からハイドンのオペラアルミーダを見て、引き続き20時からのベルリンフィルの演奏会へ。
一日にトータル5時間半もハイドンの曲を聞いていた3人。
ハイドンマニア?(笑)
ラトル指揮:ベルリンフィルの演奏会は素晴らしく、曲の長さを感じさせないものでした。かなり難しい曲ですが、さすがはベルリンフィル、ソリストのトーマス クオスタッフらと共に音楽祭を締めくくっていました。
私は仕事の後ベルリンフィルだけを聴きましたが、他の方は午後からず~っとハイドン(笑)。
時間もだいぶ遅かったので、世界最古のレストランの一つ、ペータースケラーレストラン(修道院)へ。
803年から同じ場所で営業しているという、同じ場所で営業しているレストランとしては世界最古との事。
昔はザルツブルクもブドウ作りに適していた気候だったので、修道院のワインを作っていた場所。
スペインにも世界最古のレストランはありますが、どちらが正しいのでしょう。
ペータースケラーも初期の頃は修道院や教会の関係者だけが食事できたようで、一般人が入れるようになったのは大分後の様子・・・。
時間も大分遅いので、軽めに。Brotaufstrich(パンに塗る)3種。
ウイーンフィルコンミスのアルベーナとも、これを注文した記憶が。
各自の要求が違うので、バラバラな注文。
スープが良かったlaraさん。
スペインの生ハムを注文したS氏。
皆で分けるために盛り合わせを注文。これが大当たり。
スモークサーモン
イノシシのハムだった様な・・・(記憶なし)。
山羊のチーズのテリーヌ
オーケストラの話でワインも進みます。
この日同じ色調で登場したS氏と賭け師M氏の2人。
偶然の赤系(笑)。
1か月半に亘ったザルツブルク音楽祭もこの日で終了、また来年のザルツブルク音楽祭を楽しみに。
sepp
不摂生や暴飲暴食で命を縮めた例が多いのに、ハイドン氏は健康的で
最期は病死ではなく老衰だったとか・・・大往生ですね。
んで、世界最古のレストラン! メニューも、はるか昔から伝わって
いるものが多いのでしょうか?
最近ちょっとパン食にハマっているワタシ。いまどき風の柔らかパンも
美味しいですが、こちらのようにパテを塗りつけてガブッ☆っと食べる
ハードな歯ごたえの魅力も捨てがたいなぁ・・・♪
健康第2という大多数の作曲家(?)と違って、ハイドンは交響曲も多数残した偉大な作曲家。演奏回数を考えても、やはり健康に長生きすると、得でしょうか?!
世界最古のレストラン、メニューは現在のオーストリア料理になっています。岩山にへばりついている建物といい、入口の狭さといい、雰囲気があります。
パン食(サンドイッチなど)の御様子、拝見しております(笑)。
硬いパンが標準なので、歯ごたえも楽しめるオーストリアのパン。ちょっと塩分はきつめですが、パテを塗りつつ食が進みます。
東京でも広尾のパン屋さんで、わざわざこちらと同じようなパンを買った記憶が・・・。フランス系・ドイツ系、どちらのお店もあるのは、さすが広尾です。
sepp