グラーツ日帰り |
14年間オーストリアに連続して住んでいて、2度目のグラーツ。
初回の滞在時間2時間、しかも街の中には一切用事がなかったので、何も見てませんでした。
鉄ネタは後日別枠で(笑)。
オーストリア第2の都市、アーノルドシュヴァルツネッガーが近郊で生まれた事でも有名か(?)。
ザルツブルク~グラーツ間は列車で301kmとの計算。
ところが朝6:15にザルツブルクを出発しても、到着するのは10:22(!)。
300kmなのに4時間も・・・。オーストリア人も皆不思議がってますが、山の間の線路なので無理。
前回は車で3時間以上かかり、ザルツブルク~ウイーン間とは大違い。
中世の街並みはきれいですが、意外とバロック建築が少ない様子。
色々な用事を兼ねているので、とにかく徘徊(笑)。
州庁舎の雰囲気はなかなか。
ザルツブルクのミラベル庭園、ウイーンのシェーンブルン宮殿の基礎を作った、
名建築家 フィッシャーフォンエアラッハの生家をやっと見つけ。
グラーツ大聖堂
さらにはグラーツ城(現 州政府)へ登り、再び大聖堂が見え・・・。
フリードリッヒIII世が、リンツやウイーナーノイシュタッドの居城に残した謎の文字。
A.E.I.O.U(アエイオウ)「世界はオーストリアの支配下に」の略などと想像されますが、実際は謎。
ここにある、二重螺旋階段。画像で見ても分かりませんが、右から上がっても、左から上がっても、上がると同じ場所に出てくるというもの。実際に見ると結構面白いのです。
そうこうしているうちに時間になり、友人との集合場所へ。
国立グラーツオペラの楽屋口。
国立グラーツオペラ管弦楽団トロンボーン奏者 Matthias G.
彼らの結婚式以来なので、1年半ぶりの再会?
初めてオーストリアに住むようになって、一番親しくなったモーツァルテウム音大の仲間。
彼の実家は、ヘルベルト フォン カラヤンの家の隣の農家!
散歩しているカラヤンと良く会った事があるという珍しい人(笑)。
実家には親戚一同で民族音楽を演奏するスタジオ、そしてトロンボーンクラスで集合したこともある広大な庭のバーベキュースペースなどなど。
奥さんのMaria G.さんはチェリスト、寝てるのはMarieちゃん5か月。
オペラ座裏のガストホーフで昼食。
オーストリア国内の業界情報や、当時我々と一緒に勉強や仕事をした南米コロンビア国立響首席トロンボーン奏者とのシューベルト・ミサ曲での3人の大失態など、昔話~現在まで話は尽きず、2時間以上も話しこみ・・・。
まあオーストリアの音楽業界は狭いので・・・。
(このたび、大変おめでたくオーストリア初の女性首席トロンボーン奏者(しかも日本人!)になった友人のこんなコメントが・笑)
そして徘徊も再開。
グラーツのシンボル 時計台へ。
エレベーターもあるのですが、料金を見なかったので勝手に高い料金と想像し、階段を選び。
登り始めて途中に「この階段は260段あり、ギネスブックにも載っている世界一強固な要塞です」とのこと。
「登り口の手前に段数を書いてくれ~、さすがオーストリア!!!」とあまりの要領の悪さに笑いがこみあげ・・・。
時計台が間近になり
2003年のヨーロッパ文化中心都市に選定されたので作った、奇抜な芸術会館
赤い屋根がドイツの様・・・。
エレベーター料金は片道70セント(100円)・・・、この料金だったら上りでも使いました(苦笑)。
ムーア川をわたると非常に奇抜な新聞などで良く見た橋が(カフェも)。
慌ただしく18:55発の列車に乗り、ザルツブルクへ。
昔話をしたり、初めてグラーツの街を見たり楽しい一日。
来週もグラーツへ行く予定、楽しみにしてます。
sepp
グラーツはシューさんが教えていますよね? 音大もあるし、大きなオペラ座(編成も大きい)があり、なかなか良い街ですよ! ロシア・北ドイツ方面だけではなく、ガンシュおじさんも居るオーストリアへも是非来てくださいね。
sepp
しかも旧市街へは片道歩きで・・・(汗)
だからロクに見てません。。。
きれいな街だけに、せめて城だけでも登るべきでしたね。。。
エレベーター、ザルツブルクの城よりも安いですね!(笑)
機会があれば乗って見たいと思います。
あと、ここで生まれて初めて「レバーケーゼ」を食べたのをよく覚えてます!
そして、駅でネットしてたなぁ・・・
いったい何しにグラーツに行ったのか???(苦笑)
鉄ネタ、楽しみにしてます!(笑)
2時間の滞在は短いですね~(笑)。しかもあの距離を歩くと20分程度、ほとんど名所は通過でしょうか?
エレベーターの件、ザルツブルクにもケーブルカーではなく、メンヒスベルクのエレベーターがありますが、あそこは結構良い値段するんですよね。市内交通年間券を持っている私にも割引等は一切なし(苦笑)。
次回行く時はグラーツでエレベーターに乗るのか? また歩くのか?(笑)
グラーツの駅構内、新しくなったようでレストランも充実。写真撮り忘れましたが、駅構内のレストランがなかなか良かったのです。
しかも昨日気付いたのが、日本人が経営する日本レストランがあるということ・・・。ザルツブルクにはないので、寄ってくれば良かったです・・・・・・・・・・・。
鉄ネタはまた4日後位になるかも知れませんが、お待ちください。
sepp