ザルツブルク音楽祭2016年プログラム発表 |
一体どうなってしまったのでしょうか?
とはいえ、気温とは関係なく2016年ザルツブルク音楽祭のプログラム発表がありました。
オペラ:
イギリス人の作曲家・指揮者・ピアニスト トーマス・アデスの新作The Exterminating Angel、
コジ・ファン・トゥッテを新メンバー(演出変わらず)、
R. StraussのDie Liebe der Danae、ザルツブルク音楽祭で初演予定が、ナチスに妨害されて初演できなかったという曰くつきの作品(指揮・ウェルザー・メスト ウィーンフィル)。
ドンジョヴァンニ、グノー:ファウスト、そしてドゥダメル指揮 シモンボリバール交響楽団でウェストサイドストーリー、フィガロの結婚(2015年と同じ)、マノンレスコーをネトレプコ夫妻、
マスネ:タイス(ドミンゴ)、O. ニコライ: Il Templario(エス卜ラーダ指揮)
ウィーンフィル演奏会:
D. ハーディング指揮 ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲、マーラー:交響曲第10番 アダージェット他
メータ指揮: マーラー:なき子をしのぶ歌、ブルックナー:交響曲第4番他
ムーティ―指揮: R. シュトラウス:町人貴族 組曲、ブルックナー: 交響曲第2番
ヤンソンス指揮: モーツァルト: ピアノ協奏曲第22番(エマニエル・アックス) ブルックナー:交響曲第6番
Overture Spiritueleシリーズ:
東方のキリスト教
目玉はヤニック・ネゼ=セガン指揮 ヨーロッパ室内管弦楽団 ハイドン:天地創造
アーノンクール指揮 コンツェントゥスムジクス ベートーヴェン: 交響曲第9番
I. ファウスト ヴァイオリン バッハ: パルティータとソナタ BWV1001-1006
ゲストオーケストラシリーズ:
West- East Divan Orchestra バレンボイム指揮 アルゲリッチ ピアノ リスト:ピアノ協奏曲第1番 ワーグナー: 楽劇より抜粋
ウェルザー=メスト指揮 クリーヴランド管弦楽団 R. シュトラウス
シャイー指揮 スカラ座管弦楽団
ラトル指揮 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 マーラー:交響曲第7番
ガッティー指揮 コンセルトヘボウ管弦楽団
音楽祭最終日は、ブロムシュテッド指揮 ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 ベートーヴェン: 交響曲第7番
現代音楽:
クルターク、エトヴェーシュ、チェルハ特集。リンツ・ブルックナー管弦楽団音楽監督で、元モーツァルテウム音大指揮科教授 D.R. デイヴィスと滑川 真希のデュオが、クルタークの4手の作品を演奏。
モーツァルテウム管弦楽団 マチネーシリーズ
ジョヴァンニ・アントニーニ、アイヴォ・ボルトンのいつもの指揮者だけではなく、初めての顔合わせ、92歳のサー ネヴィル マリナーが登場。
来年のザルツブルク音楽祭も、多様なプログラムになりました。
詳細は2015年11月6日以降インターネットのオフィシャルホームページ(英語)からどうぞ。
日本語では恐らく最速の、ザルツブルク音楽祭プログラム情報でした。
sepp
コメントありがとうございました! お役に立てたようで良かったです。Kurtagもあるので楽しみな夏ですね。
アデスのオペラは相当難しい曲なんでしょうねぇ、超絶技巧が必要だと思います。
名前訂正しました、エストラーダです。
ネトレプコは旦那さんも一緒に出演で、これも興味深いですね。
sepp
日程サイトにいつ出るの?と、日本でも大騒ぎ(もちろん一部)でした。
何かと話題ですね。
seppさんとはっぱさんのやりとりを見ていて、この時期はお忙しいのでしょうが、なんだかんだいいながら、この時期はオーストリアにお住いの方が羨ましいです。
来年は大人しく日本にいて、情報と後の中継だけを楽しみにします。
って、妻を置いて格安航空券で、安い席取って行ってしまったりして…
某ホテルチェーンのポイントで1泊分くらいは浮きますし。
そんな妄想は、保存せず消去しないと(笑)
ベルリンフィルのブーレーズとマーラー、いいですよね~、これの為にわざわざいらっしゃるのは良く分かります(笑)。
2015年の18:00スタートと違い、21:00スタートなので安いチケットが取れると良いなと思っております!
sepp
何かと話題のザルツブルク音楽祭、来年はいらっしゃるご予定ではないのですね。
普段はあまり感じませんが、音楽祭のシーズンになると、復活祭も含めてザルツブルク在住者の特典を感じます。なんといっても会場が徒歩圏内ですから・・・。
チケット申し込み期日まで、まだお時間がありますので、妄想を実現する方向で是非ご検討下さい(笑)。
sepp