ザルツブルク・ヘルブルン宮殿 仕掛け噴水の庭園 |
laraさんはSNS関係をしていないとの事で、私の方から久しぶりの投稿。
EU内、そしてザルツブルク直行便が出来た中東からのLCC航空機(夏期週4便)のせいもあり、中東、イスラエルからのお客様を多く見かけました。
当ブログは意外と長いものの、ザルツブルクの観光名所を実は網羅してなかった様(苦笑)。
マルクス・シティクス大司教の命により、1613~1615年にイタリア人の設計によって建築されたヘルブルン(明るい泉)宮殿。
広大な敷地は現在もザルツブルク市の所有物として庭園部分は一般開放、そこには映画『サウンドオブミュージック』の撮影に使われたセット、ガラスの東屋が保管されている事でも有名。


17世紀のマルクス・シティクス大司教が招待したゲストを驚かせるために、様々な場所から水が噴き出す仕掛けを用意。
17世紀からほぼ変わらぬ操作用の扉


当時とほぼ同じ状態のものが21世紀でも見られるのが素晴らしい。
洞窟と呼ばれる中には、様々なギリシャ神話の彫刻が。
ザルツブルク・ミラベル庭園内と同様に、17世紀前後はギリシャ神話の彫刻を扱った庭園・宮殿が当時のスタイル。





1気圧の水圧で上昇する王冠

夏、外で宴が盛り上がると


コロナのせいで、夏の夜ツアーは休止中ですが、夜も素晴らしい風景




17世紀から変わらぬ風景、大司教もまさか400年後大人気の施設になるとは思っていなかった事でしょう。
当時の塩の莫大な収入のお蔭ですね!