土曜日の青空農民市場 立ち呑み |
いらっしゃいませ!!
土曜日の午前中、
時間がある時には買い物にだけでもなるべく行くようにしている
市場。
この日は付き合ってくれるY さんもいたので、
食料買い出しをしながらも、ハシゴに。
おばあちゃんが一人で座っているこーんなに小さな出店から、
軽トラックの荷台を改造してショウケースとカウンターになっているものまで、
土曜日は旧市街祝祭劇場近くのUniversitätsplatz、
木曜日はミラベル広場にある教会のまわりに、
雨の日も風の日も暑くても寒くても、
必ず早朝から市場がたっています。
売りにきている人達は80%ほど同じ人達です
いつもはほとんど直行でフライドチキン & ビール ですが、
今日はお友達もいるしちょっと贅沢したい気分。
ここにやってきました
お魚のスタンドです
広場いっぱいに次から次へと軒を連ねる肉、乳製品、パン、などの専門店の中で
川魚のお店が2つ、
そして海のお魚もあるのは唯一このお店だけ。
海無し国の、たった車一台分の築地
といったところでしょうね。 (苦
生の魚は向かって左半分、
右半分は加工品シリーズ。
酢漬け、オイル漬け、マヨネーズ和え、薫製、さかなのスープ、などのなかから
今すぐ食べれるものをチョイス、
ほんとうは生牡蠣から始めたかったのですがもう暖かい季節なので(?)ありませんでした、、
今はほとんど一年中手に入るんですけどね。。こういうスタンドには無いようです
で、これ。
蛸のぶつ切り、マリネ。
大当たりだったのです!
ほのかにセロリの薫りもして、あぁ煮る時に一緒に一切れ入れたのかな、というかんじ。
少しかけらが見えるたまねぎは明らかに少しだけ熱を通したもの。茹であげる何分か前に入れて、一緒に濾したのでしょうか、別に湯通ししたものでしょうか。。
甘味が出ています。
パセリのみじん切りも甘めの薫りを強調します。臭みはそれでなくても全く無し、
塩と酢のバランスも絶妙。
まさに白ワインのお供です。
頼んだら、コップ酒!!
1、90ユーロ、安いですね。
セルフサービスなので車から自分のテーブルまで運んできます。
蛸が良かったのでおかわり〜。
白ワインもです☆
そして今度見つけたのがsepp さんの記事にあった鱈のたまごの薫製 !
seppさんの写真は明らかに浅く薫製されており、残っている水分が光り輝いておりましたが
私のは薫製した後に乾燥させているようで
ちょっとした歯ごたえさえもありましたが、
これはこれで、薫製肉の文化からの保存食意識だと思えば悪くない。(笑
だって、薫りも味もいいのです。
魚のたまごの持つねっとり感は全くありませんでしたが、
そう、おにぎりに入れる前の焼いたたらこのような舌触りで、薫製の薫りが立ちのぼります。
わたしだったら、、
多分もう少し塩分を加えると思います。
舌触りが固いだけ、味覚の方もなにか確固としたものを求めているカンジで。
^。^;
でもね、このぽろぽろしたたまごを冷えた辛口白ワインで少しずつ楽しむのは絶妙の瞬間の連続でした。
あ、少しずつだからこそ、やっぱり塩か醤油のような塩分が欲しかったのかもしれませんね。
ザルツブルクに住んでまだ年数の経っていないY女史も、
「 はじめて! おいしい〜〜 」
と喜んで下さいました。
生のたらこは、注文すれば取り寄せてくれるそうで、お店の方が電話番号を教えてくれました。
塩と唐辛子で明太子が出来るかな?!!
帰ってきたら、
おさかなのいぃにおいがするのか、
ぐるぐるにゃぁ〜〜ん
と
こんなのが上機嫌でお出迎えでした
キミ用のゴハンはないんだけどね、、、。。。。
・ ・ ・ 甘えたいだけだったようなのでした。
lara
こんな屋台が近くにもほっし~
そして、何よりくろにゃんこがうらやましい(T-T)
うちの近所にあらわれるにゃんこ達、残念ながら超人見知りさんだらけで、走り去るのです。こんなふうにあまえてほっし~~~~~
続報。西川史子さん、ミラベル宮殿の庭で、弦楽5重奏による生演奏に長渕の「乾杯」を演奏させてました(^-^;)
こちらに興味がありそうなのに顔見知りされると、必死で逃げる子を見るよりも残念さが倍増ですよね、そういうとき。(笑
こんな屋台、車一台分ですがまだ試していないものも多し!
少しずつ開拓です。
庭で弦楽五重奏。。。その日、寒かったんですけど!!!!
ぜーったい学生にやらせてますがな、それ。かわいそうです。。。
見れるかどうかいってきま〜ぁす。
写真で拝見すると品揃えはニシンと鮭とマグロ、鯛=スナッパーのほか
川魚のマスも入ってますかね? お顔がチラッと見えるのはタラかな?
いや、あれは生だとニオイが出やすいので違う魚かも・・・と。いやはや
もうワタシ、美女の水着大会を見るよりコーフン状態で(笑
タコのマリネは、いきなり我を忘れて白ワインに突撃しちゃいますねぇ。
あ、やっぱり「おかわり!」頼みましたか。そうでしょう、そうでしょう!!
タラコの燻製は、一般に英語圏で「コッドロー」と呼ばれてるやつですか。
これを、ごはんに載せて食べるのを英国エッセイで著名な林望氏は
「コドロ飯」と名付けてましたっけ。
ところで築地に通っているワタシ。
まだ、ニャンコに「ごろごろにゃ~ん」とモテた経験は無く・・・(涙
>美女の水着大会
今度はもっときちんとお魚のお顔達を激写してまいります。
プロセッコ&牡蠣だけは何度か過酷な冬に経験しておりますが、この、自由に肴選びましょうの立ち呑みはクセになりそうです。
コドロ飯!いいっすね〜。ドイツ語ではロゲンアイア飯、(長)っす。
あっれ〜、おかしいな、つきじろう様こそネコ界の王子様では?!
lara
おばあちゃんが売っていたものは、とれたて卵と、行者にんにくでした。その時期が過ぎると、きのこや他のハーブ、たまには野の花の小さなブーケも売ってたりします。(笑
lara
タラコの燻製もおいしそうですね。カラスミよりボロボロしているようですね。
>購買欲
はい、仰るとおりです。外で何かをすると、自動的に「ま、いっか、これも」と、買い物だけでなくカフェでもゴハンでも少し多めに。。。(笑
人間って活動的になるのですね。
あぁ、熱々のタコ!それもいぃです〜〜。パプリカも入れるのですか。。
マリネのタコは、歯ごたえあり、でも固くはなく、弾力のある鶏肉程度です。酢のせいでしょうか。でも確かに、茹でるだけではそうとう固そうですよね。。。。
そうそう、カラスミはねっとりが残ったまま乾燥されていますよね。これはすぐに崩れるほどでした。あぁ、でもカラスミのようにスパゲッティを作ってみるのもイイかもしれませんね!!
lara