2014年シャフベルク登山鉄道・ヴォルフガング湖船シーズンスタート! |
復活祭のパン、オースターピンツェ。laraさんも書いていらっしゃるように、元々南オーストリア~スロヴェニアで、クリスマス~新年に食べていたパン。Pizzaの語源とも関係あります。
日本は休日ではないので、今日も各種のメール。
本を一冊出版する作業は、大変難しいですね~。早くバウアー先生の著書を、音楽之友社から出版出来るようにしたいところです。
復活祭の日曜日、今年初めてシャフベルク登山鉄道へ。
今年のシーズンスタートは4月19日復活祭前の土曜日、この日は2日目の営業運行。
ヴォルフガング湖の船も2時間に1回のハイシーズン前の時刻表でスタート。
この日の船長は大学の同級生のお兄さん、数か月ぶりに嬉しい再会!
復活祭休暇の週末とはいえ登山鉄道のチケット売り場も、まだまだ静か・・・。
チケット売り場や列車内では、「え~、今日は仕事じゃないの? 遊びに来てるの?」と職員達に驚かれ。
色々と役得もあり(鉄道の皆様、ありがとうございます!)、10:00の列車へ。在ヨーロッパの日本人ご家族を多数お見かけしました。
毎年冬はきれいに分解整備しているので、安心なスイス製蒸気ディーゼル車。
ディーゼル燃料を燃やして蒸気を作って動力にしているので、見た目は蒸気機関車ですが構造は少々違います。
600mの山麓駅から、1783mの山頂を見るとかなり寒そう。
夏のハイシーズンとは打って変わって、ガラガラの車両。
映画「サウンドオブミュージック」にも出てくる、シャフベルク・アルム駅に到着。山頂から降りてくる列車を、すれ違いの為少々待ちます。
昨年以来大々的な線路交換が行われ、大分スムーズに上がるようになり、しかも10分短縮され35分で山頂駅に到着。
山頂は、
雪!
以前6月に仕事で上がって大雪だった経験もあるので、驚きません。
徒歩約5分のシャフベルク山頂ホテル&レストランへ。
いつ行っても親切なレストラン。
季節のメニューは、「行者ニンニクのスパゲッティ―とパルメザンチーズ」!
いやはや、なんともニンニクなお味で実に素晴らしいスパゲッティ―。
オーストリアでは山頂に行っても値段がほとんど上がらず、地上のレストランと同じクオリティーなのが大変嬉しいところです。
焼きソーセージとフライドポテト(7,90ユーロ)、
山頂からの景色は残念ながら見えなかったものの、とてものんびりした貴重な復活祭日曜日。
今年はもう何度かプライヴェートでも乗って、素晴らしい湖の景色を見たいものです。
sepp
この日の夜はザルツブルク復活祭音楽祭・エッシェンバッハ指揮:ドレスデン国立歌劇場管弦楽団演奏会へ。
ほの甘いこういうイースト菌発酵のパンはバターとジャムだけでなく、チーズやハムも合うのですよね。節操無い食い道楽なイースターらしい朝食が出来そうです。
あんなに高いところにあるシャフベルクの食堂が良心的な値段だとは知りませんでした。行かなきゃ。
lara
このピンツェはAnifer Müllenbrot am Makartplatzで購入しましたが、レーズンやその他のピールが入っていて美味しいものでした。イースターとはいえ、ゆで卵だけではなく何にでも合いそうですね。
さすがオーストリア、グロースグロックナー有料道路の上でも、シャフベルクの上でも良心的な値段です。是非是非一度お越しを。列車で上って帰りの列車時刻指定をすぐではなく、1本後にするのがポイントです。これをすることで1時間30分の山頂滞在が楽しめます!
sepp