2014年5月17日 ザルツブルク・ドームクォーターのオープニングに先駆けて |
ドーム(大聖堂)とレジデンス(元大司教住居、現在美術、博物館)は空中で繋がっており、司教は大聖堂へ地上に降りる必要なく、渡り廊下だけで出勤していました。
そしてその渡り廊下はなんと、大聖堂で終わらず、広場をコの字に囲んでいる向かいの建物へ続き、一周回ってレジデンスに戻って来る仕組みになっています!
その廊下は新レジデンスが出来てから200年ほど閉じられておりましたが、その新レジデンス、そして現レジデンスの内装改築に伴い、とてつもなく大きな計画が推し進められてきました。
※一年に一度だけ、渡り廊下のひとつに一部の関係者が入れます。
それはザルツブルク音楽祭の「イェーダーマン」公演の時。金管アンサンブルがそこで演奏します。
その360°廊下を、2014年から一般公開することに!!
もの凄い計画です。
そして計画にマネージャーとして携わる友人が、
☆閉館時に
☆私達だけで
☆工作を楽しんじゃう会
を催してくれました!
工作というのは、5年前の日本オーストリア年式典「繊細」のときに
>> http://salzburger.exblog.jp/11370660
日本から取り寄せた30万円分の和紙が沢山余っているので、それを使って何か作ってみない?
という楽しいお誘い!!
閉館して静まり返る美術館に私達4人入って行きます
携帯で連絡をして、鍵を開けにきてくれるのを待たなければなりません笑
「いらっしゃーい!
この時の、和紙なのよ。
まずは、彼女がピックアップした幾つかの絵画を解説してくれました。
新しい企画で、こども達にも大人気な
「静物画・まねして並べてみよう」
あはは。桃が好きなハエも忠実に!
いろいろ説明してもらっていると、こども達の声が。
特別講座が始まるようです
クッションを持って、床に座って説明を聞き、移動してまた座って、
疲れたり飽きたりしないようにする、素晴らしいコース!
美術館カフェが大好きですー!でもそれも今日はお休み。
こういうオリジナルの、陶器のストーブもあれば
モダンなソファーも。
何よりもこの組木の床(パーケット)が大好きです
そんな建物が私達の工作室だなんて贅沢ですよね。
ちょっとした入門コースが終わり
テーマごとの企画、こどもコース用のもの(含クッション)、たくさん!
さすが人気がある美術館は努力を惜しみません。
ちょっと面白いものもあるのよ。天気良いし、やってみよう
おおー楽しい。
さてさて、なかなか前に進まないからね、工作しよう。
虹のブログも楽しみました。