みなさん、また快晴で嬉しい!ザルツブルクへ、ようこそ!
laraです。
( ↑ドイツ語に自動翻訳して読んでくれている有難い読者さまが、"lara ist" になっとるぞ、とのご指摘。はは。。)
ひとつ前の記事で書いたとおり、長いツアーのクリスマス休暇は、ニューイヤーコンサートをお断りして、日本へ。
釜石への素晴らしい旅も、実現したのでした!!
まず最初にご連絡したのは、(株)ユミカツラインターナショナルの藤原綾子さん。
東京でお会いして以来、FBも通してとても仲良くさせていただいております!
あっ。。
そういえば、、、
去年の

パリコレ潜入記

続きまだ書いてない!!
そ、そのうちに。。汗
とにかく、年末でもあり、綾子さんが釜石に帰郷なさるタイミングとピッタリあったりして!
一緒に美味しいお酒がのめたりして!?
と、企んでいたのですが、ちょうどすれ違い!
釜石を出た次の日、彼女がやっと数日仕事から開放されて釜石へ。
ホームでお会い出来ず残念でした。
しかし
二度目の釜石訪問は、やはり実り多き旅になりました。
次にご連絡したお二人は、綾子さんの紹介でお会いした前川さおりさんと、私が釜石へ行くきっかけになった、人形劇団「あすなろキャラバン」の鈴木房子さん。
旦那様の前川弾さんは、ジュエリーデザイナー。フルーティストでもあります。奥様の前川さおりさんは、なんと新しく建てられた駅の近くのイオンで小さなピザ屋さんを始めたと!
その超多忙の傍ら、ご友人も含め大きなコネクションを利用して、素晴らしいダンス教室の経営もやっていると聞き、一度はその活動の場を見たいと思っていました。
このダンススタジオ「いがんたったら」は、去年夏の24時間テレビに出演し、素晴らしい影絵アートパフォーマンスを披露しました。前川弾さん、さおりさんのインタビューも落ち着いて愛に溢れて素晴らしく、本当に感動しました。これを読んで下さっている方の中で、ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
もう、想像を超えた行動力なのですー。
あすなろキャラバンの鈴木さんも直ぐに連絡が付き、何人かとご一緒に釜石駅までお迎えに来てくださると!!
まるで、小さい頃から通っていた土地に向かうような有難い気持ちで出かけました。
気温はそれほど寒いわけではないのですが、美しい雪景色です!
やってきました、銀河鉄道の電車!
ご機嫌なのでーあります!
到着した釜石駅には、「あまちゃん」の!!三陸鉄道の、かわいいやつ!!


テレビの取材中だったようです。
日差し暖かい駅前には、鈴木さんと団員さんが車でいらっしゃってくれていました!
2年振り。
お変わりなく、でもやはり団員の多くの方は働き始めた方も多く、お集まりいただけなかったと。
いえいえ、みなさま年末のお忙しい時期。お二人にお会い出来ただけで光栄です!
時間も経ち、状況も変わってきて、津波以前とはもちろん全てが違うことでしょうが、津波直後とも、また違う方向に向かっているとの事です。
早速連れて行って頂いたのは、釜石ラーメンの老舗、「新華園」。
あっ あれっ お話に夢中で写真が。。。><
情報と写真はこちらでどうぞ〜 > http://kamaishi-town.com/archives/6929142.html
野菜の甘みで優しく、さっぱりしてるのに深くおいしいスープに極細麺!
その前後に、こんな可愛いものたちを見せて頂きました

新しく修復した人形も、見せて下さいました!

本当に優しいお顔の人形です。
作者の鈴木さんに似ています!!!
お店の外には、被害の様子を写した写真が。
写真は少し古くなってきています。でもたった4年前です。記憶にはとても鮮烈な事でしょう
もう少しお話を伺いたいし、是非お茶をと、前川さおりさんのピザ屋さん「ピザリア」へ!
お店には大きく「いがったんたら Everything's gonna be alright」と。
イタリアンな食事には夜来ます、と、コーヒーを頂きながら、、、
私が藤原さんにお会いした経緯をお話ししました。
NGO「この指とまれ」さんを通して釜石の「あすなろキャラバン」に私達の支援がたどり着いた事を知り、釜石に初めて旅したことがきっかけになり、FBで見つけた釜石サポート団体の方に連絡を取ったこと。
連絡をとった際、釜石出身のその方がユミカツラのデザイナーである事を知った事。
桂由美さんは、震災でその年結婚式を予定していて出来なかった方々の合同結婚式を企画。
岩手、茨城、福島、栃木で行い、釜石では10組のカップルが挙式。実は藤原さんのアイディアと行動力がその実現に繋がったのだそうです。
「亡くなった仲間や家族の為にも幸せになります」と誓ったそうです。
藤原さんのお父様は漁師。お家は流されてしまい跡形も無いけれど、今は丘の上の友人のお宅にお住まいだと。
・・・そこで鈴木さんが・・
「ええっと、その藤原さんっていう方は、その、○○さん(下の名前)のお家にお住まいの方では?」
「わ、私にはわかりかねますが、、ちょっとメッセージして訊いてみます。」
忙しいのに返信してくれた綾子さんのメッセージは、
「う〜ん、わからない。。〇〇さん。。う〜ん」
無理もありません。藤原さんのお母さまと同世代の方の、下のお名前です。
鈴木さんは、「お家が流されたけれど生き延びられたご夫婦で、お知り合いの家に住んでいらっしゃるのでしょう?」
ほぼ間違いないとおっしゃいます笑
そして、
「少し港の方も観て、そのお宅にもちょっと寄ってみますか? 面識はありませんが、ご在宅でしたら、確かめられると思います」
「はい!」

このビルの一階に人形、舞台、機材を置いていて津波の被害にあったそうです。
海は本当に透明で美しい。。。!!
港に寄った後、山へ向けて一台の車がやっと通る細道を上がって行って下さいました。